表参道しろう｜都会の喧騒を忘れる古民家蕎麦屋のカウンターで味わう、十割そばと粋なひととき

表参道しろう

東京・表参道といえば、ファッション、カフェ、トレンドの最先端をいくおしゃれエリア。そんな表参道の中心にありながら、ひっそりと佇む一軒家の蕎麦屋「しろう」。

ここでは、都会の喧騒を忘れさせてくれる落ち着きある空間で、職人の技が光る十割そばを味わうことができます。中学生未満のお客様の入店不可能な大人のお店です。

今回、ランチで訪れた「しろう」での体験を中心に、店舗の雰囲気、人気メニュー、歴史、そしてディナー利用の魅力までたっぷりとご紹介します。

表参道に佇む大人の隠れ家——古民家風の粋な蕎麦屋「しろう」

表参道駅から徒歩数分。大通りから一本入った静かな路地に、「しろう」はひっそりと佇んでいます。外観は一見、和の住宅のような古民家風の造り。木のぬくもりと落ち着いた佇まいが、入る前から“良い予感”を感じさせます。

扉を開けた瞬間、空気が変わります。
ライティングは抑えめで、店内はやや暗がりの落ち着いた雰囲気。
壁にはアンティークの装飾、カウンターにはウィスキーのボトルが静かに並び、BGMには心地よいジャズが流れていました。まさに、“表参道であることを忘れる”ような、特別な空間です。

江戸前の粋を感じる——本物の十割そばをランチで堪能

この日いただいたのは、十割そば。つなぎを一切使わず、そば粉だけで打たれたしろう自慢の一品です。
口に運んだ瞬間、ふわっと広がるそばの香り。噛むほどに感じるしっかりとした歯ごたえと風味。
まさに、“本物だけが持つ力強さ”を感じるそばでした。

箸先が細く仕上げられたお箸も絶妙で、そばをスッと口に運びやすく、所作までもが上品に見える心遣いがうれしいポイント。量はやや控えめですが、そのぶん丁寧に味わいたくなる逸品です。

アンティークと現代作家の器に盛りつけられる、美しいそば料理

そばが盛られた器は、アンティークや現代作家による陶器。それぞれ異なるデザインと質感が、料理の美しさを引き立てます。
料理そのものだけでなく、「見せ方」「器との調和」にまで気を配るあたりに、美学が感じられます。

一品料理とお酒のマリアージュ——夜も通いたくなる理由

しろうの魅力はそばだけではありません。夜の部では、一品料理とお酒がゆったり楽しめる大人の時間が待っています。

• 出汁香るだし巻き卵
• 丁寧に炊かれた煮物
• 日本酒や焼酎、ウィスキーのセレクトも豊富

カウンター越しには、美しく並べられたボトルたちが目を引きます。おひとり様でも気兼ねなく過ごせるカウンター席があり、気の利いた肴をつまみに、しっぽりと飲むのも最高です。

シーンに合わせて選べる席——カウンター・テーブル・個室も完備

「しろう」には、カウンター席のほか、テーブル席、そしてプライベートな時間が過ごせる個室も用意されています。
一人でも、友人とでも、接待でも、どんなシーンにもフィットする“使い勝手の良さ”がありがたいところ。

スタッフの接客も◎ 居心地の良さが光る空間

料理の味だけでなく、居心地の良さを左右するのがスタッフの対応。「しろう」のスタッフさんは、丁寧で気遣いのある接客が印象的でした。

無理に話しかけすぎず、でもこちらの様子をしっかり見ていて、タイミングよく声をかけてくれる——
そんな心地よい距離感が、「また来たい」と思わせてくれます。

表参道しろうの歴史とこだわり

「しろう」は、蕎麦職人・店主のこだわりが詰まった店。国産のそば粉を厳選し、毎朝その日の気温と湿度にあわせて手打ちで仕上げる十割そば。
出汁やそばつゆ、薬味にいたるまで、一切の妥協がないからこそ、どの時間帯に訪れても凛とした美味しさが味わえるのです。

メニュー

お食事

お飲み物

こんな人におすすめ

• 表参道で落ち着いたランチをしたい人
• お酒と一品料理を楽しみながら大人の時間を過ごしたい人
• デートや接待で雰囲気の良い店を探している人
• 一人でもゆったりと蕎麦を味わいたい人

ご利用案内

まとめ：都会の喧騒を忘れ、粋な蕎麦に浸る贅沢時間を

表参道にありながら、どこか時間の流れがゆるやかに感じられる「しろう」。
古民家の風情、上品なそば、丁寧な接客、美しい器と音楽の調和——
すべてが絶妙に混ざり合い、唯一無二の“蕎麦時間”を演出してくれます。

表参道しろう店舗情報

次はぜひ、夜に訪れてしっぽりとお酒と蕎麦を味わってみたい。そんな気持ちにさせてくれる、大人のための隠れ家蕎麦屋でした。